どうして傾聴を続けているのか考える時があります。 傾聴に魅せられたということもあるでしょう。 私が、恩師に傾聴をしていただいた時、自分から出てくる言葉を自分の耳で聞いていました。 そして、またその言葉を感じ取る。目の前の恩師が、私と一緒に私の感覚を受け止めて 下さっていました。私の感情であるかのように恩師はつぶやきました。 すると、涙が溢れだし、今までの私を認めることができていたのです。
そして、天国の母の存在があります。あの時、今の私ならもっともっと気持ちを 受けとめてあげられたかもしれない。 そばにいることを感じてもらえたかもしれない。今の私だったら。
楽ハート立ち上げから今まで、メンバーをはじめたくさんの方々が、私の手をひっぱり、背 中を押し、横でそっと寄り添い、そして私を守ってくださいました。
今も母と繋がり、恩師やそばにいてくださる方々に感謝し傾聴を続けていきたいと思いま す。人が喜ぶこと・人が笑顔になることが増えたらこんなにうれしいことはありません。 これからも、利用してくださる皆さんとともにあたたかい時間を共有できたらと思います。
ふみ